~源氏物語を唄ふ~
公演日 |
2009年12月23日(水)~12月27日(日) 12月23日 7時 12月24日 7時 12月25日 7時 12月26日 3時・7時 12月27日 1時・5時 |
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場所 | ウッディシアター中目黒 |
チケット | 当日・前売り 全席自由3,500円 |
原作 | 紫式部 |
作・演出 | 高円寺圭子 |
照明 | 山田匡男 |
音響 | 川口博 |
舞台監督 | 西田幸雄 |
出演者 | 辻奈緒子・橋本千佳子・宮内彩地・岩下まき子・高柳さち子・斎木亨子・柳下久美子・茜部真弓・小川恵梨・南保大樹・田中龍・田谷淳・森岡正次郎・三浦英・永井健太郎 |
協力 | THEATRE THEATER / Pカンパニー |
題字 | 林次樹 |
制作 | LAVINIA ( ラヴィニア ) |
お問合わせ/ご予約 | ラヴィニア tel 03-3985-3477 lavinia_labyrinth@yahoo.co.jp お名前・枚数をご記入ください。 公演は無事終了いたしました! お越し下さった皆様ありがとうございました! |
光源氏《ひかるげんじ》
源氏物語の主人公。光る君・源氏の君などとも呼ばれる。桐壺帝と桐壺更衣のご子息で、第二皇子。
源氏の姓を賜って、皇族の身分から離れる。
「世になく清らなる玉の男御子」「めづらかなる稚児の御容貌なり」
とても美しいご容姿でいらっしゃった模様。
藤壺女御《ふじつぼのにょうご》
光源氏のお母上である桐壺更衣に良く似ていると言われた女性。桐壺帝の後宮に入る。桐壺帝の先帝の内親王。
のちに光源氏との子、冷泉帝を不義の子としてもうける。
「亡せたまひにしに御息所の御容貌に似たまへる人」「ありがたき御容貌人」
非常に美女だったそう。
頭中将《とうのちゅうじょう》
中将・中将の君・頭の君。左大臣のご子息。光源氏の正妻となった葵上の兄上。
「なかに親しく馴れきこえたまひて、遊び戯れをも人よりは心安く、なれなれしく振る舞ひたり」
光源氏の親友兼悪友兼ライバル。
紫の上《むらさきのうえ》
藤壺中宮の姪。のちに光源氏のほぼ正妻。
「あまた見えつる子どもに似るべうもあらず、いみじく生ひさき見えて、うつくしげなる容貌なり」
たいへん可愛らしく、藤壺女御の血縁でもあったことより、光源氏にさらわれてしまう。
「手に摘みていつしかも見む紫の根にかよひける野辺の若草」
葵の上《あおいのうえ》
光源氏の最初の正妻。頭中将の妹君。
光源氏より年上で、うちとけることができなかったが、のちに夕霧をもうける。
六条御息所のもののけに取り殺される。
六条御息所《ろくじょうのみやすどころ》
桐壺帝時代の前東宮の妃。光源氏が隠れて通っていた年上の女性。
光源氏の愛する女君たちに嫉妬し、葵の上を取り殺してしまう。
夕顔《ゆうがお》
故三位中将の娘、頭中将が隠れて通っていた女性。
光源氏が彼女の家に咲く夕顔を手折るときに、扇に文をつけて渡す。
「心あてにそれかとぞ見る白露の光添へたる夕顔の花」その風流さが光源氏の心を捕える。
末摘花《すえつむはな》
零落した貴族の姫君。光源氏の通った女性の一人。
「あさましう高うのびらかに、先の方すこし垂りて色づきたること、ことのほかにうたてあり。」
あまりお美しい方ではなかった模様。
桐壺帝《きりつぼのみかど》
ときの帝。光源氏のお父上。
光源氏のお母上になった桐壷更衣をたいへん愛しており、彼女が亡くなったのち、よくにた容姿の藤壺女御を迎える。
お子には、光源氏以外に、のちの朱雀帝(母は弘徽殿女御)、冷泉帝(父は光源氏・母は藤壺女御)もいる。
光源氏を非常に大切にしていた。。
桐壺更衣《きりつぼのこうい》
ときの帝の後宮の女性の一人。光源氏のお母上。
身分は高くなかったのだが、桐壺帝にとても愛された。
光源氏が3歳のときに亡くなる。
光源氏は桐壺更衣の面影を生涯追い求めた。
弘徽殿女御《こきでんのにょうご》
ときの帝の後宮の最初の女性。右大臣の女御。第一親王のお母上。
自ら生んだ皇子が光源氏に劣っているのではと、帝の寵愛が奪われてはと、桐壺更衣を妬ましく思う。